ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

韓国の教育⑹反日教育

こんにちは。
今回は、韓国の教育最終回として、韓国の反日教育について書いていきたいと思います。
自分は仕事で、さまざまな国の人と接する機会があります。その中でも韓国の方は多いのですが、とても丁寧な印象があり、反日的な感情を持たれていると感じたことはありません。
しかし、ネットや本などでは、韓国では、反日的な人が多いという情報があったりします。韓国の教育について、いろいろと調べていると、反日的な教育がおこなわれているという情報もありました。

それぞれの国の教育は、政治的な部分が反映されていることもあります。そのような教育によって、国家間でネガティブなイメージを植えつけていることもあり、問題を起こす一因になっているとも言われます。韓国では実際にどのような形で、反日的な教育おこなわれているのか調べてみました。

結論からいうと、直接的に「反日になれ」などということは一切教えられないみたいです。
しかし、学校での歴史系の科目だけでなく、それ以外の場面も含めて、そのような感情を抱いてしまうような、教育内容があることも事実のようです。

今回の記事では、学校教育だけでなく、韓国社会全体での、反日教育といわれるものの実態について書いていきたいと思います。

⑹韓国の反日教育
韓国では歴史教育において、そして、それ以外の場所でも、日本に対してネガティブな印象を持つような教育がおこなわれ、それが深く浸透していると考えられています。

・独島教育
子どもたちは、学校で教えられたこと、マスコミの報道などを素直に信じます。それは韓国でも同じことです。
学校などでの教育が、大きな影響力を子どもに与えている事例として竹島・独島問題を紹介します。
日本名「竹島」韓国名「独島」と呼ばれる小島は、日韓が領有権を主張して、昨今話題となることが多いです。
この問題に関して、日本は国際私法裁判所に提訴して解決を望んでいますが、韓国側は取り合いません。
韓国では、政府と高校生の解決に対する考えが違うようです。韓国の子どもは、独島が韓国の領土だと信じて疑いません。したがって、多くの学生は国際司法裁判所での司法の裁きを望んでいます。しかし、韓国政府はさまざまなことを考えると現時点では不利だとわかっているので、そのような話はスルーしています。
韓国の子どもたちは幼い頃から独島が韓国の領土であると教えられます。そのような積み重ねが子どもたちに強い信念を持たせます。教育の力は、大きいと感じました。

韓国では、さまざまな方法によって一つの事柄についての教育をおこなっています。独島教育はその一つの例です。
韓国の学校には「独島」という名の教科があります。独島学校や、大学には独島学科まで設置されていたりもします。
国家をあげて一つのことに対して徹底した教育をおこなうようです。
そのような教育の結果、韓国では竹島・独島が韓国の領土であると98%の人が信じているようです。地動説を信じている人の割合が85%なので、驚きの数字といえます。
韓国の知識人たちも、強制された愛国心教育などには敏感に反応しますが、独島問題には疑問を抱かないようです。
このように、教育はすべての人に確固たる信念を植えつけることもできる存在です。

・歴史科目以外での反日教育
反日教育は歴史という科目以外の場所でもおこなわれているようです。
韓国では、小学校から高校に至るまで道徳教育がおこなわれます。その中でも日本に対するネガティブなイメージを持たせる教育が存在するみたいです。
また、道徳だけではなく、国語や音楽といった教科でも日本人に対する否定的な印象を持つような物語や歌を使って学校教育がおこなわれているようです。
学外活動として、西大門刑務所や独立記念館などのように、直接的な印象を子どもたちが受ける場所に行き、教科書で学んだ内容を具現化することもおこなわれます。
さらに、韓国の学生は反日活動や各種のデモなどに参加すると、学校からボランティア活動として点数がもらえるので、本心でなくてもそのような活動に参加することもあるようです。

以下はボランティア活動募集の要項の例です。

□プログラム名:日本軍慰安婦問題解決のための助け合いボランティア活動参加者募集
□運営日時:2013.8.13 (火) ~8.15 (木) 10:00 ~ 13:00
□場所:文化の家広場/駐韓日本大使館(ソウル安国洞所在)
□参加対象:西区管内小学校5年生~中学校青少年/ 20名
□主な内容:オリエンテーション、理論教育(自国を愛する事)、希望の凧作り、署名運動用紙作成、決起文作成及び発表、慰安婦集会参加、他
□受付期間: 2013.7.24 (水) ~ 7.31 (水) まで
□参加費:無料
□受付方法:先着順受付(訪問、FAX、E-MAIL、電話受付)
※訪問以外の、E-MAILやFAXによる受付の場合、担当者からの電話確認が必要です。
○電話:○○○-○○○○
○E-MAIL:○○○@○○○.com
○FAX :○○○−○○○○
○訪問:○○少年文化の家
□参加特典
○学校生活記録部 校外体験学習欄 記載
○国家認定 青少年修練活動参加時 大学入試の加算点として反映(関連大学)
○青少年 自主ボランティア活動 確認書発行俊(合計9時間)
(崔碩栄 2014:166)

このような活動に参加して、大学入試などに向けて点数を加算させるようです。

大人になった後も反日教育は続きます。
韓国では公務員になることが異常に人気です。中には1000倍を超える倍率の試験もあるみたいです。
そんな公務員試験では「韓国史」が必須です。高校からは、基本的に歴史は選択制の科目ですが、その後の公務員試験などに備えて国史を勉強することが多いようです。
また、各種の資格試験に向けて勉強したりもするので、韓国では、成人した後でも、公務員になるためや資格試験対策に歴史を学ぶことになります。

当然のことですが、子どもの頃から、成人になった後まで同じような内容の教育を受けることで、みんなが同じような思想を当たり前に持つようになっていきそうな気がします。
その結果は実際に、子どもたちの中でも表れているようです。
韓国の学生たちに他国の国民の侵略性についてアンケートをとると、90%以上の人が日本人は侵略性のある国民と思っていようです。
反対に日本人の中で韓国人をそう見ている学生は10%以下です。

そのような環境では、他の人と違う意見を持っていても、自由に自分の考えを主張することが困難になると考えられます。
韓国では、反日ということが当然と考えられています。仮に親日的な考えがあっても、それを表に出すことは難しいようです。もし、親日派と分かると子孫まで社会的に抹殺されたようなものらしいです。

このような考察からみると、仮に韓国の人が反日的であっても、それは生まれもった民族性などではなく、教育やマスコミなどの影響による後天的なものであると考えられます。

教育というものは怖い存在だと思いました。
真っ白な状態で生まれてくる、子どもたち全員に同じ意識や考えを植えつけることができるのです。
何事もそうですが、多様な意見があり、自由に議論できることで、真実が明らかになり、新しいものが生まれてくるのではないかと思います。
歴史に関しても、それぞれの国や、国の中でも人によって解釈が違うこともあると思います。そのような違いから、議論がうまれ、進歩につながるのではないでしょうか。
過去から学び、未来を良いものにしていく営みが学びであると思います。教育ということは、そのようなことを基礎において、考えなければならないと感じました。

以上が韓国の教育でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

(参考文献)
崔碩栄『韓国で行われている「反日教育」の実態』
金谷俊一郎『歴史認識の違いはこうして生まれる 日中韓教科書読み比べ』
金漢宗『韓国の歴史教育 皇国臣民教育から歴史教科書問題まで』