ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

インドの教育⑵最高峰の教育機関

こんにちは。
今回は、インドの教育第2回目です。
インドは、現在科学技術の分野で世界中から注目される存在です。
インド人は、数字のゼロを考え出したり、歴史的にも理数系に強いというイメージはあります。
そんな理系大国インドにおける最高峰の教育はどのようなものか、理系世界トップクラスのインド工科大学のことを中心に書いていきたいと思います。

⑵インド最高峰の教育機関

インド工科大学

・世界の注目を集める大学
インドの高等教育は、人口が多いこともあり、世界最大規模となっています。
その中でも、優秀な学生を数多く輩出する名門大学は世界中から注目を集めます。その最高峰に位置するのが、インド工科大学(IIT)です。
インドのマサチューセッツ工科大学(MIT)ともいわれています。インド工科大学は数多くの優秀な科学者や技術者を育てています。インド教育の最高峰に位置する存在です。

インド工科大学は、世界ユニコーン企業の経営者出身大学ランキングで、スタンフォード大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学に次ぐ第4位になっています。経営などに携わる人材も多く育成しています。

IIT出身者の中には、グーグルのスンダル・ピチャイCEOや米ゴールド・マンサックス元取締役のラジャト・グプタ氏など世界的な活躍を見せる人物が多数存在します。ソフトバンク・グループの孫正義会長の後継者とされたニケシュ・アローラ氏もIITの卒業生です。

インド工科大学は1947年に、イギリスから独立した後、初代首相のネルー主導のもと設立が進められました。
1951年にインド東部の西ベンガル州カラグプール校が設立された後、ボンベイ校、カンプール校、マドラス校、デリー校が続けて設立されました。現在はインド国内に23のキャンパスが存在します。

各IITの入学試験は共通化されていて、合格率は2%以下です。
合格者は、成績が優秀な者から順に、どのIITに入学するか選択することができます。
中でもコンピューターサイエンス学科は入学生の上位20%しか入ることができません。世界的にもエリート中のエリートだけが入学を許される場所です。

そのようなエリート集団であるインド工科大学の学生らには「IITians」という愛称があります。グーグルやアップルなど世界の大企業が人材確保のために「IITians」を注視しています。

・IIT学生の就職活動
IIT学生の就活は、日本の大学生とはその様相が違います。
まず、学校運営側が学生から履歴書を集めます。そこに記載された研究成果などに偽りがないか、学生ボランティアが研究室や教授に確認をとり、精査していきます。
企業は学生を採用したい場合、そのようにして作成された履歴書を参考にして、事前にIITへ登録を済ませる必要があります。

そこからの手続きもIITでは学生主導です。
IITの学生が選んだ企業の人気ランキングに基づいて、上位の企業から学生に面接する権利を与えられます。
面接はIITキャンパス内で実施されます。優秀な学生には福利厚生などを含めて1000万ルピー(約1700万円)以上が提示されることも珍しくないようです。

学生に人気なのは、グーグルやアマゾン、アップルなどの世界的に人気のある企業のようです。
日本の企業では、楽天やソフトバンク、東芝、ヤフー・ジャパン、ホンダなどがIIT学生の採用活動に参加しているみたいです。
日本の大学生の就職活動とは立場が逆転しているような感じですね。

その他にもあるトップレベルの大学

インドの有名校はIITだけではありません。
英紙「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」が発表している世界大学ランキングではインド理科大学院(IIS)がIITよりも上位にランクインしています。
アジアの大学に限ればインド理科大学院は29位で、IITボンベイ校の44位より上位にいます。
IISでは修士課程と博士課程がメインですが、学士課程も存在します。

2016年度世界MBAランキングで24位のインド経営大学院(IIM)など、他にも多数の有名校が存在します。

インドの大学数は2016~17年度に833校も存在します。日本の大学数764校(2017年度)を上回っています。過去10年で倍増しています。特に州立大学が増えており、全体の3割占めています。カレッジの数は40026校とさらに多いです。

インド政府は高等教育機関への就学率を、2016〜17年時点の25.2%から、2020年までに30%へ引き上げたいと考えています。そのためには2000億米ドルの投資が必要と考えられています。

教育産業の市場規模は978億米ドル(2016年)で、2020年までに年率10.2%で伸び、1440億米ドルに拡大すると試算されています。中でも高等教育の産業規模は2016年の150億米ドルから2020年には350億米ドルに膨らむ見通しです。
今後もインドの高等教育は発展を続けていきそうです。

以上がインドの最高峰の教育機関でした。
インドではIITを中心とした、世界でもトップレベルといわれる教育機関において、世界の一線で活躍する人材を育ててきました。
次回は、そのような優秀な人材を育てるインドで実際おこなわれてる教育方法について書いていきます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

(参考文献)
インド人がすごいのはなぜ?インドにおける最新の早期教育事情【前編】 | SHINGA FARM

GoogleCEOを輩出した激名門インド工科大学(IIT)から来た無邪気な若者達 | Interview