ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

フィンランドの教育⑵慶應通信の学びとマインドマップ

こんにちは。
今回は、インドの教育第2回目です。
フィンランドで取り入れられている特徴的な教育方法として「マインドマップ」についてとりあげたいと思います。

ご存知な方も多いかもしれません。
自分もなんとなくは知っていました。
しかし、フィンランドで重要視されているとは知りませんでした。
慶應義塾大学の学生がフィンランドまで行って現地の教員にインタビューをして作成したマインドマッピングに関する論文もありました。

今回は、そんなマインドマップについて、実用的な部分も含めて書いていきます。

⑵フィンランドの教育とマインドマップ

1 マインドマップとは

マインドマップとは、1960年代にイギリスの教育研究家トニー・ブザンが考え出した思考整理法です。
ある一つのキーワードから連想される事柄を、どんどんつなぎ合わせて、発想を広げたり、記憶を整理したりします。
BBC教育放送で紹介されたことをきっかけに評判を呼び、書籍も出版されミリオンセラーになりました。
マインドマップの原点は、本来の脳力を発揮させるための脳の「取扱説明書」と「ツール」を作ろうとしたことでした。
マインドマップの効果については、学校現場など、さまざまな実証研究で、その効果が証明されています。

マインドマップは、世界中で2億5000万人もの人が利用しているといわれるマインドマップは、さまざまな人物の、創造的活動を補助してきました。
レオナルド・ダ・ヴィンチのメモはマップ法で書かれていたらしいです。
ビル・ゲイツも暇があればマインドマッピングによるメモをとっていたようです。

メンタルケアにも役立つという一面も紹介されています。慶應出身のメンタリストDaiGoさんが、著書の中でマインドコントロールにマインドマップを利用することを勧めています。
イライラが溜まっている時などに、考えられる原因をマインドマップにして書き出すことで、本当のストレス源がわかり、問題解決につながるとDaiGoさんは考えています。

日本でも、2000年代にフィンランド・メソッドという教育法が取り入れられた時に、マインドマッピングが流行したようで、ご存知の方も多いかもしれません。

【フィンランド・メソッドとは】
フィンランドの教育手法。北川達夫さんの著書によるとフィンランド・メソッドとは、①発想力、②論理力、③表現力、④批判的思考力、⑤コミュニケーション力の5つの力を育てる教育の在り方を指している。
具体的には、カルタと呼ばれるイメージ・マップを書きながら読みの広がりを整理したり、または創作する物語の構想の全体像を具体化したり、クラスで友達との意見交流による考えや作品の練り上げという集団思考を行うことがフィンランド・メソッドで重要なこととされている。また、いつも、わからないことは「なぜ?(ミクシ?)」と子ども同士で問い合って、その答えを探求し合う課題解決的な指導過程や、物語や説明文の内容を鵜呑みにするのではなくて、その価値や表現技法までを批判的に検討することなどがもフィンランド・メソッドの手法である。
フィンランドメソッド - Jinkawiki引用

自分もマインドマップについては、なんとなく知っていましたが、フィンランドで重要視されていることは初耳でした。
フィンランドではカルタと呼ばれている、小学校3-4年生くらいでマインドマップのつくりかたを勉強するようです。

このマインドマッピングを使うと思考が整理されるだけでなくさまざまな能力が育成されると言われています。
例えば、次のような能力が挙げられています。

1. 想像力が豊かになる
色や絵も使い発想が目に見えることで、アイディアがどんどん湧くようになります。
2. 記憶力が良くなる
自分の考えや物事が体系作られることで頭の整理ができ、頭の引き出しが開けやすくなります。
3. 集中力がアップする
子どもが勉強をする時、おもに使っているのが左脳です。マインドマップを書くことは想像力や色彩感覚などを司る右脳の働きも促し、左右バランスよく脳を使うことで集中力が増します。
4. 問題解決能力がつく
思考の流れを書き出すことで問題点を見つけやすくなり、客観的に物ごとを捉えることができるようになります。
5. 計画性が身につく
マップ化することで全体像が見渡せるため、計画を立てやすくなります。
「フィンランド教育」の特徴とは? 「教育費無料」にとどまらない、教育大国のシステム引用

このように、マインドマップを利用することはさまざまな能力が身につくと考えられ、教育現場にも取り入れられるようになりました。

マインドマップは、イギリスで生まれ、フィンランドで育ち、世界中に広がった、思考を整理、成長させる学習方法の一つであるといえます。

(参考)
想像力・記憶力・集中力・問題解決能力がつく! 「マインドマップ」で “脳力” アップ

2マインドマップのつくりかた

マインドマップは、白い紙と筆記具さえあれば、いつでも、どこでも、誰でもつくれます。
まず、紙の中心にメインとなるテーマ(キーワード)を書きます
そこから木の枝を書くようにして、その先に中心に書いたテーマから連想する事柄を書き足していきます。
さらにその先に、どんどん枝を増やしていき、中心テーマからのイメージを膨らませていきます。
最後には、アートのような思考の地図が完成します。
色や絵を使う事でさらによいマインドマップを作成することができます。

文章作成に活用する方法を紹介します。
例えば「フィンランドの教育」を中心テーマするとします。
そこから「世界一の学力」「教育都市オウル」「マインドマッピング」などを枝分かれさせて書いていきます。
さらに「世界一の学力」のところに「PISA」「教育方法」「基準」「ライバル国」など、さらに関連、連想することを書いていきます。
そこから、各言葉の関係性や、新しいアイデアなどを考えて、文章の構想をつくっていくような方法です。

マインドマッピングのように、頭の中に思い浮かぶことを書き出して目に見えるようにすることで、自分の思考・記憶が整理されていきます
また、それぞれのキーワードの関連性などが、可視化されることによって、新しい発想が生まれたり、そのテーマに関する問題点がみえてきたりする場合もあります。

このマインドマップには基本的なものに加えて、さまざまな形で応用されて使われています。
教育における記憶の定着などに加えて、例えばメモ取りや自己分析、プレゼンテーションなど
さまざまな活用方法があります。

紙に書く方法もありますが、スマートフォンのアプリで簡単につくれたりもします。
先ほどの画像はそのアプリをで作成したものです。
さまざまなテンプレートが用意されていて、とても便利なアプリでした。活用してみてください。

‎「XMind」をApp Storeで

(参考)
歴史、算数、国語、理科の勉強にも活用できる! マインドマップの書き方
5分でわかる、マインドマップの書き方 | Lucidchart
マインドマップの12種の応用と事例

3 慶應通信の学習に利用できるか

マインドマップは、もちろん慶應通信の学習にも役に立つと思います。

慶應通信の学習は大きく分けて
・レポート
・科目試験
・スクーリング
・卒業論文

の4つだと思います。

それぞれでどんな感じで活用できるかを考えてみました。

①レポート

・文献等によって集めた情報の整理

レポート課題のテーマを中心に書く。
文献を読んで得た情報をマインドマップの枝につけていく。
さらに連想したことがあれば枝を付け足してみる。新たに付け足したキーワードについて必要があれば調べる。
マインドマップをみて、レポートの構成を考える。

レポート課題では、集めた情報を整理することが重要です。マインドマップを使い情報を整理することで、レポートの構成がみえてきたり、新たな問題点が発見できたりすると思いました。

②科目試験

・過去問の整理、分析

当該科目名、科目の主テーマを中心に書く。
過去問を内容によって分けて、枝別れさせていく書いていく。
出来上がったマップから出題傾向などを分析する。

過去問は、いくつかの種類に分類することができます。それを分析することで、出題傾向がわかる科目もあります。
マインドマッピングを使って、科目試験の過去問の関係性を把握して、さらに枝分かれさせて過去問に「テキストの何章」のような言葉をつなげばさらに試験対策に使えるのではと思いました。

③スクーリング

・授業中のノート取り

講義の主テーマを中心に書く。
先生が話した内容で気になったことを枝に書いていく。
最後にマップを見返して、ノートにまとめたり、そのまま知識の整理に使う。

慶應通信のスクーリングでは、とても早いペースで授業を進める先生もいます。
板書、配布物も一切無い時もあります。
そんな授業において、先生の話に集中したい場合にはこのマインドマッピングを使う手法は効果的かなと思いました。
自分は、まとめノートはつくらない派でしたがきれいなノートをつくりたい人にはいいかも知れないです。

めっちゃ話がそれるんですが、先日大学で作成したノートの売買を公式に扱うサービスができたというニュースを見ました。
東大、早稲田、明治、そして慶應がこのサービスの対象になっていました。
賛否両論あるみたいです。
活用方法次第かもしれませんが、大学で学ぶってどういうことなんですかね。
興味がある方は記事のページを載せておきましたのでご参考に。
東大、慶応、早稲田などの学生ノートやレポートを売買「Ari Kiri note」β版スタート

④卒業論文

・テーマ決め

自分の興味を持っている事柄を中心に書いてみる。
その周りに、とりあえず思いつくだけの言葉を枝として書いていく。
中心のキーワードと組み合わせて、面白そうだと思った枝にさらに関連情報を付け加えていく。
できあがったマップから卒論のテーマになりそうな組み合わせをピックアップする。

卒論ではテーマを決めるのが最大の難関といってもいいくらいです。
ある先生が、卒論はあることに対して、全く違う分野の事柄を組み合わせることで、オリジナリティがうまれると言っていました。
マインドマッピングで、たくさんの組み合わせを探せそうです。
あと、範囲が広すぎると卒論としての分量で書くことができないから、マッピング枝をどんどん増やしていくとテーマが絞れそうな気がしました。

今回書いた方法は、自分がパッと思いついただけで実際には試してはいないです。
しかし、こんな感じで、いろいろ使えそうだと思いました。
今回の記事も、マッピングを少し活用してつくってみました。
いろいろ考えすぎて頭が煮詰まってしまった時にはいいかもしれません。

レポートや論文、ブログの記事など文章をつくる時のプロセスにマインドマッピングは使えそうです。

作詞家の秋元康さんが何か、新しいものをクリエイトする時には、その時に考え出すというよりは、今までにリュックサックに詰めていたアイデアの中から使えそうなものを取り出すと言っていました。
例えば、今回の記事「フィンランドの教育」について考えると自分は、
「高城剛さんがメルマガで言ってたな」
「慶應通信の地理学のテキストに出てきたな」
「前に調べたイエナプランに似ているな」
「教職でPISAのことが出てきて気になっていた」
などがリュックサックから出てきました。

そこから、使えそうな題材を記事にしていきました。
その題材を整理して、文章にしていく準備をする場面でマインドマッピングが有効だと思いました。
リュックサックから出てきたもの整理して、使えそうなものを選んでいく。そんな過程がマインドマッピングを使うと有効かなと思いました。

(参考)
買った本の95%は読み切れていない! | 世界一わかりやすい読書の授業 齋藤孝 | ダイヤモンド・オンライン
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/AA12043414-20130000-0043.pdf?file_id=89135
「頭がいい」とは、どういうことか?――脳の取り扱い説明書、マインドマップ40周年によせて | ダイヤモンド・オンライン