ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

慶應通信「國語学(折口信夫)」のテキストは読みづらかった。

こんにちは。
年度末に近づいてきていますが、みなさんはお忙しいですか。


自分は年度末にあまり関係のない仕事なので、いつも通りの日々を過ごしています。


先日までは、履修するわけでもないのに慶應通信テキスト「国語学」を読んでいました。
国語学は、民俗学の大御所折口信夫先生が書いたテキストなので、前から読んでみたいとは思っていました。


ワクワクしながら読んでみると、旧漢字が使われている1949年に書かれたテキストがそのまま使われていて、読みにくくて、少し疲れました。内容も一回さらっと読むだけでは理解できそうになかったです。


このテキストは、方言や品詞、古語、人名、地名など、さまざまな言葉に関する事柄について、歴史的な資料から分析していく内容です。


なるほどって思ったポイントをいくつか書いていきたいと思います。


・方言の成り立ちについて
方言は、地方にだけ生き残った言葉であり、新しく作られた言葉ではない。
都市、中心部では死語になったが地方だけで生き残ったのが古語。方言は地方にとっては愛着がある言葉。方言は中央で発生した標準語の波が押し寄せ、それが引いた後にできた水溜りのような存在。(折口 p.21)

→「波が引いた後の水溜り」の説明めっちゃ分かりやすいです。そう考えると、離れた地方で似たような方言がある場合の説明ができます。


・言葉の成り立ちについて
咲くという言葉は、ものが裂けるにも使われていた。古代では花が咲くのは幸福、人間が笑うのも幸福、人間が笑うのは口がさくで一緒の語源。(折口 p.36)

→この他にも、同音の言葉には、実は繋がりがあったりするのかなと思いました。


・言語比較の方法について
言語を地方によって比較する場合、古代以前にまで遡って比較する必要がある。近代の言葉同士を比較してもあまり意味がない。(折口 p.65)

→それぞれが、独自性を持って枝分かれしていったものを、相当の時間経過後の比較しても意味がない。無理矢理に共通点を見つけようとしてしまうということでした。


・地名に関する考察
日本では、地名を併記する場合が多い。
また日本と沖縄の共通点として、同音の地名が多い。同音地名の理由は、地形的要素を発見する能力がアイヌ人などより低い、前の住所の地名を携えて、住み着いた所に地名つける習慣があったから。前の地にある能力を神に求めるため(折口 p.68)

→さまざまな角度から原因を分析できるんだなと感心しました。旅行中などに何気なく見ている地名でも、由来を考えて、その地方のことをみると面白いなと思いました。


国語学ではどうか分からないのですが、古文や詩歌などの研究は、考察に関して想像の部分が大きくなってくると、ついていけなくなります。
この本も途中までは興味深かい内容が続きましたが、少しだけクエッションマークがついた部分もありました。


慶應通信テキスト「国語学」はページ数は短いですが、少し読むのに苦労しました。「読み方の本」みたいなのがあったらいいのになと思いました。


有名な本には解説本のようなものがあります。
しかし、それほど需要がない書籍などには、そのような解説本はないと思うので、自分でそのような記事をつくってみようと思いました。
書評や本紹介、レビューでもない、本の解説のようなものをつくりたいです。
慶應通信のテキストなんかでも、試してみたいなって思っています。
良いものが書けたら、またみていただきたいです。


次回は、本の解説記事をつくって、うまくいけば投稿したいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。