ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

ダンサーTAKAHIROさんを知ってほしくて「ゼロは最強」の書評を書きました

こんにちは。
今回はTAKAHIROさんの著作「ゼロは最強」という本を紹介したいと思います。

ゼロは最強

ゼロは最強

みなさんTAKAHIROさんという方はご存知でしょうか。
エグザイルのTAKAHIROさんを想像する方の方が多いかもしれませんが、今日紹介するTAKAHIROさんは世界的にも有名なダンサーのTAKAHIROさんです。

マイケルジャクソンなども排出した、アメリカトップクラスのダンスコンテスト番組で、9連覇で殿堂入り、マドンナのバックダンサーとして世界ツアーに帯同するなど、世界的に認められたダンサーです。

現在のTAKAHIROさんは、日本のガールズグループ「欅坂46」の振付師として有名かもしれません。欅坂46の振付はすべてTAKAHIROさんが担当しています。その振付は、とても独創的で、強いメッセージ性が込められたものになっています。

TAKAHIROさん自身がダンサーとして、アメリカで賞賛を得たパフォーマンスもかなり独創的で表現力が強いものです。
以下の動画を一度みていただきたです。

Showtime at the APOLLO TAKAHIRO DANCE - YouTube

そんなTAKAHIROさんが、今現在の成功に至るまでのストーリー、そして独創的で力強いパフォーマンスをつくりだす秘訣、夢をつかむための考え方などを書いたものが、この「ゼロは最強」という著作です。

著者のいう「ゼロ」とは、前提情報もない、誰も知っている人がいない、知識経験もない、そんな何もない状態のことをいいます。
そして、そんな「ゼロ」の場所こそ、失うことがなく、自分の個性を思う存分発揮させて、何かすごいことを生み出せる可能性があると言っています。
そんな場所で能動的に少しずつでも前に進むことが、大きな物を生み出し、成功へとつながっていくとTAKAHIROさんは考えています。

TAKAHIROさん自身が、ゼロの状態で単身ニューヨークに渡り、大きな成功をおさめることができました。自身の経験が、タイトルでもある「ゼロは最強」という考えを生んだのです。

最近読んだ本の中では、メモを取った数が圧倒的に多い著作でした。それだけ、感心することが多かったのだと思います。

TAKAHIROさんはダンサー、振付師としても多彩な身体表現をしますが、それは言葉においても同じでした。本当に表現力が豊かで、伝えようとする気持ちが強い方なんだなと本を読んで思いました。

TAKAHIROさんに興味を持った人はもちろん、ダンスが好きな人、欅坂46のファン、クリエイティブな仕事に携わっている人も楽しめる内容です。
単純に自己啓発本としても、とても勇気をもらえる素晴らしい著作だと思いました。

ここでは、大量にとったメモの中から、いくつかポイントになるようなところを紹介していきます。

【TAKAHIRO著「ゼロは最強」のポイント】

目次
はじめに「こんな自分」からはじめよう
序章 ゼロは最強 
PART1  TAKAHIRO流「ゼロ」からはじめる生き方
PART2  TAKAHIRO流「ゼロ」からはじめる考え方
おわりに

Part1
・ニューヨークは誰も知らないゼロの場所だった。誰も知らないと、恥ずかしいことが何もない。夢の中のような場所だ。夢の中では傷つかないし、痛みもない。自分を思いっきり表現できる。15

・今の時代スマホなどで調べれば、何もかも準備できるが、それでは優等生的なことしかできない。ゼロで臨むからこそ、奇跡のようなことを起こせる。17

・今の時代は、授業を受ける、標識に従うなど受動性を高めるのに向いている。しかし、ゼロの場所に立ち、自分で能動的に動くという意識を持つことで新しいことが生まれると確信した。27

・物事には何でもプラス面とマイナス面がある。そのジャッジメントを下すのはいつも自分。他人の評価は判断の一材料に過ぎない。31

・言葉一つで大きく変わる。
「こんな僕にどうせできない」と考えるのか「こんな僕でももしかしたらできるかも」というのでは大きく違う。34

・通学路の草花をみてこれをダンスにしたらどういう風になるだろうと、ダンスを始めてからは、何をみても想像してワクワクした。40

・無知で臨んだアポロシアターのダンスコンテストのオーディションでは「お前のダンスはヒップホップを侮辱している」と激怒された。その後スラム街に住んでヒップホップを体感しようとした。ヒップホップは差別や迫害をを受けてきた歴史を、ブレイクダンスやDJ、ラップで「表現」して変えてこうという思想であり、生き様であった。62

・事前に情報を持った状態でニューヨークに行っていれば、激怒されるようなこともなかったが、人を驚かせるような奇跡も起こせなかった。ゼロの状態だからこそ、なにかが起こる。ゼロは最強だ。65

・アポロシアターのダンス番組で9連覇して殿堂入りした後に、バックダンサーの仕事をしたがクビになった。普通のことができていなかった。バックダンサーにはスペシャリストでありジェネラリストであることが求められた。その後、周りの人の期待通りの自分に追いつくために、アメリカのさまざまなジャンルのスクールに通って自分を磨いた。70

・アメリカと日本では採用の基準が違う。日本では過去の実績や経験だけで採用されることがあるが、アメリカでは、じゃあやってみてという感じで、実際に今行えることを重視する。71

・マドンナはただ自分の町から出たくて半歩ずつ進んできただけだという。他の人が足踏みしている日にも、毎日必ず半歩進んできた。それを続けることで今のような景色が見れるようになったと言っていた。78

・東日本大震災の時には、裁判を起こしてでも日本行きの仕事をキャンセルしたいという人が結構いた。自分は震災をキッカケに拠点を徐々に日本へ移すようになった。それは大切な人に自分のダンスを届けたいと思ったから。79

・秋元先生の歌詞は、理性を超えた先にある感情などを言葉にしたもの。92

・秋元先生は会っても挨拶程度しかしない。話そうと思えば話せるし、こうして欲しいとも言えるけど、あえてそうせず信じて任してくれている。97

・夢を叶える入口があるとしたら、それは成功を想像させること。漠然と思い描くのではなく、何度も反芻して細部まで具体的に想像することがいい。また夢を口に出すことで、誰かの協力を得ることができる。99

・夢を持てなければ、まず憧れを見つける。夢は憧れの第2段階のようなもの。100

・夢の輪郭が見えたら、次にリミットを設定する。数値、期間を具体的に設定することで、逆算できるし、最後に力が出る。101

・個性は必ず誰もが持っているが、それを表に出すことが難しい。多くの場合理性がそれを抑制している。102

・個性はそのままでは、たいてい変である。磨き続けることでカッコよくなり、輝く。もし個性を発揮するのが恥ずかしかったら来たるべき時まで心の中で温めておこう。105

・個性の発芽を手っ取り早くするには、誰も知らない所で個性を発揮すると決めること。それが無理なら少しずつ個性を出していく。
「yes but」から「but yes」に変換。106

・クリエイションとはロマンである。107

・花を花とみて花とみず。物事を視点を変えて見るだけで、新たなストーリーが生まれる。109

・当たり前を当たり前にせず、反復を反復にせず。そのような意識で物事繰り返すことで、想像力、表現力が高まっていく。110

Part2

Part2には、TAKAHIROさんの考え方を一言で表した言葉があり、その解説が見開き2ページに書かれています。
例えば「緊張をどう考えるか、スランプをつくらないコツは、プロフェッショナルとは」などさまざまなことに関するTAKAHIROさんの考えが書かれています。
メモを取ったものが多すぎたので、ここでは掲載することを控えておきます。

・孤立しろ、孤独になるな。孤立は状態の問題で、孤独は自分自身の感情が作り出したもの。114

・経過は己のために、結果は大切な人のために。170

・想像を超えるものを見たときに人の心は動く。188
(文末の数字はページ数です)

こんな感じのことがpart2には書いています。
TAKAHIROさん自身の考えを分かりやすい形で表現されています。

以上が著作のポイントでした。
まとめようと思ったけど、全然まとまらなかったです。
すべてのページが読む価値ありでした。
文章の表現力が豊かで、独創的で、学術的な文章を書かれている人とは少し違うなと思いました。
欅坂46ファンの人には分かると思いますが、ちょこちょこ欅坂の楽曲に関係ありそうなワードが出てきたりします。それを探しながら読むのも楽しみの一つかもしれません。

TAKAHIROさんは、中学、高校くらいまでは何の取り柄もない(と思っている)素朴な人間だったそうです。ダンスと出会って、世界が変わり、一気に道が拓けたと言っています。
将来教職についたら、子どもたちが、そんな何かを見つけるサポートをしたいと思いました。

本当にオススメの作品なのでみなさんぜひ手にとってみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ゼロは最強

ゼロは最強

【出版社による書籍紹介】
欅坂46など人気アーティストの才能を次々と開花させ時代をアップデートし続けている天才振付師が初めて綴る、人生とビジネスの本質と道の切り拓き方!

意識を変えれば人は、自分の人生という物語の主人公になれる。
僕は、若い頃にずっと「こんな自分が」と思っていた。けれどダンスと出会って半歩前へ進むきっかけを得た。何も得意なものがなく、目指す何かもなく、勉強はできないしスポーツも苦手だった。「こんな自分」に人と違う何かはないと思っていたし、それをそういうものだと思い込もうとしていた。だから「自分なんて」と思う人の気持ちが心を締め付ける。  (本文より)

目次

はじめに「こんな自分」からはじめよう
序章 ゼロは最強 
PART1  TAKAHIRO流「ゼロ」からはじめる生き方
PART2  TAKAHIRO流「ゼロ」からはじめる考え方
おわりに

著者紹介

TAKAHIRO
本名は上野隆博。東京都出身。ダンサー・振付師として日米で活躍。2005年、米国「Apollo Amateur Night」コンテストに出場、年間ダンス部門1位を獲得。翌年、『NY APOLLO Amateur Night TV Show』にソロダンサーとして出場。史上最高記録となる9大会連続優勝を達成し、米国プロデビュー。News week「世界が尊敬する日本人100人」に選出。マドンナワールドツアーのステージダンサーとしてヨーロッパツアーに参加。2007年より日本でも活動を開始し、TV・CM・舞台など幅広く活動。振付師としても「大阪世界陸上開会式」を担当。近年では、欅坂46「サイレントマジョリティー」「不協和音」をはじめ、AKB48・A.B.C-Z・超特急・RUANNなど様々なアーティストの振付を担当している。演出家として参加した「"Pretty Guardian Sailor Moon" The Super Live」は、2018年11月にパリ公演を行った。「The fastest 20m moonwalk」ギネス記録保持者でもある。