ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

慶應通信と高校中退について思うこと書きます

こんにちは。
慶應通信の入学許可通知や教材、テキストなどが届きだしているようですね。

合格が決まったみなさんおめでとうございます。慶應通信で勉強を始められることが決まってワクワクしているのではないでしょうか。

自分のところにも合格通知に当たる、教職課程継続登録許可通知が届いていました。教職課程は残すところ、教育実習と教育実践演習のみですが、教育実習の内諾を得ることができていないので今年度は登録してもやることがないです。

入学金、登録料など計4万円、1年間という期間を無駄にすることになるけど、じっくりこれからのことを考える準備期間として考えたいと思います。

先日、慶應通信の入学を検討している人からブログ上で質問を受けました。
慶應通信の入学手続きに関しての質問だったのですが、その方も自分と同じ高校中退でした。

自分が入学したのは、相当前の話なので、手続きに関する記憶も定かでなく、せっかく質問してくれたのに力になれませんでした。

同じような境遇だから頼ってくれたのかなと思い、申し訳ない気持ちで、その後どうされたのかなとずっと気になっています。

今回は、高校中退について書いていきたいと思います。

高校中退は特殊な存在

日本では、小中学校は義務教育に当たるため、中退するという概念は基本的にありません。高等学校以降の、学校教育において中退という概念が生まれてきます。

大学は進学率があがったとはいえ、50%程度なので、もし大学中退であっても、それほど特殊な扱いはされないと思います。しかし、高等学校の中退者はかなり特殊といえます。

高等学校の進学率は約98%です。
平成27年のデータで
高校中退者は49263人(1.4%)
不登校者は43563人(1.5%)
となっていてます。
中退者の3分の1は、他の教育機関に転入しています。

正確なデータはありませんが、高校を卒業する割合は相当高いと思われ、現時点の日本では、高校中退という学歴はかなり特殊な事例といえます。

今の時代、学歴なんか関係ないと言われたりすることがあります。自分も本当に関係ないと思いますが、そんな風に思っていない世間も存在します。

就職一つとっても、結構あからさまです。高校中退の履歴書を持ってバイトの面接を何回受けても合格しなかった人が、高校卒業と偽り面接に行くと一回で受かるという話はよくあります。

高校中退から自分で道を開く

ただ、そのような状況に屈せず頑張っている人もいます。最近は、就職せずともネットでお金を稼げるような方法もあるし、実際に高校中退ながら、自分で道を切り開いて活躍している人もいます。

ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました on Twitter: "高校中退して、通信制高校で学ぶという選択して、自分で金稼ぐ方法考えて、行動して。こんな生き方が特別と思われないような教育制度、社会が必要なんだと思います。

https://t.co/mWCZdvdZF8"

この記事は高校を中退して、ネットを使い自分で学費を集めてN高等学校に行って、その後、DMM系列のハッシャダイという会社に就職した16歳の人の取材記事です。

N高等学校は、年間30万円ほどかかるのですが、青年は親に迷惑をかけたくないと思い、クラウドファンディングで資金を集めたそうです。

ネットで知り合った人に、ご飯をおごってもらったり、泊めてもらったりもするそうで、驚きなのは、なんと家をもらったこともあるそうです。何という行動力。

インタビューでは、高校を中退したことに何の不安もないと本人は言ってます。ここまで、大胆で行動力のある人は珍しいのかもしれませんが、自分で決断して、頭使って、行動したら、高校を中退してようが、何とか生きていけるといった、いい例だと思います。

この事例のように「N高等学校のような通信制に通いながら自分のスキルを生かす仕事をする」ことや「10代の間に少しブランク期間を取って旅をしてみる」のような選択肢がもっと認められる社会になって欲しいと思います。

記事の青年が、N高等学校やハッシャダイに入ったきっかけは「DMMアカデミー」という存在です。

「DMMアカデミー」は18歳から25歳の人が対象の学校で、生徒は、給料をもらいながら学べます。自分も存在を初めて知ったのですが、そんな学校あったんですね。

合格率が2%という難関らしいですが、月給20万円をもらい、授業料を払うことなく、実際の社会現場でいろいろと学べるらしいです。

DMMアカデミー ~何者でもないあなたへ~

青年は「DMMアカデミー」を目指したけど、対象年齢に達していなかったため、とりあえずN高等学校に行くことにしたようです。

N高等学校については以前に記事にしたので、もし良ければご覧になってください。

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高校卒業前から社会に出て、さらに勉強をしながら自分で生きていくことは可能だということです。

中卒の母

自分は高校中退なのですが、自分の母親は中卒(高校に進学せず)です。時代もありますが、中学校卒業後、家の仕事を手伝うために進学しなかったそうです。

しかし、母は、高校に行っていないからと言って何ら劣った点はないです。
今まで自分が接してきた人の中でも、特に素晴らしい人間です。

自分が子どもの頃の母は、2つ仕事を掛け持ちして、家事をして、子育てしてといった感じで働きづめでしたが、自分たちに、疲れて不機嫌になるような姿をあまり見せたことがなかったです。

自分の母だから贔屓目にいうわけでなく、仕事ができて、働き者で、段取りがよく、周りの人に気配りができ、羽振りが良く、温和な性格の自慢できる母親です。自分の家は、ほぼ母で持っていたといっても過言ではないです。

中卒だから劣っているとか、仕事ができないとか、性格に難があるとかは本当に関係ないと思います。

ただ、集団行動が苦手だったり、たまたま一時期に道を外してしまったり、システムに合わなかったり、家庭の事情があったりしただけだと思います。

ただ、そんな母も、いろいろ勉強していれば旅行とかの時にもっと楽しくなるだろうな、ということは言ってました。

自分に合った学びを

高校中退者のように、学習の機会を失ってしまった人が、学びを回復できる場所が慶應通信のような教育機関だと思います。

現在の日本では、大学に行くまでは基本的に1年も遅れることを許されないような制度、慣習になっています。

少しずつ変わっているようですが、新卒一括採用偏重の考えがその根源にあると思います。高校まで行くことが当たり前で、既定通り18歳で卒業しなければ「なぜ」と思われる社会が存在します。

ただ、同年代が同じペースで進むことのすべてが悪いとは思いません。

その年代に、同じような年齢の人と一緒でなければできない体験もあると思います。楽しく学校生活を送り、自分のしたい事を、自分に合った形で学びながら、高校を卒業できたらそれが一番です。

しかし、何らかの事情で学校に通うことが困難になったり、勉強についていけなくなったり、逆にもっと時間をかけて学びたい、何かに打ち込みたいと思っている人もいるかもしれません。
だけど、今の制度では1年待って欲しいということが難しいです。

別に1、2年の違いは全然問題ないと思います。ここでは詳しく書かないですが、異年齢学級になれば、そのメリットもたくさんあります。

高校の種類にしても選択肢が少ないと思います。また、選択肢があったとしても、N高等学校のような通信制などを選択する人を受容するという考えが足りないと思います。

以前にブログでも言及したオルタナティブ教育や、N高等学校のような通信制・単位制の学校が増えてくること、そして、それを選択することが当たり前の時代になることを期待します。

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個人的には「慶應通信の高等部」のようなものができれば最高だと思います。慶應義塾大学のように伝統があって、世間から認知されている機関が率先して新しいことを取り入れると、流れを大きく変えるパワーになると思います。

最後にくりかえしになりますが、入学が決まったみなさんおめでとうございます。自分のペースで好きなことを学びながら、卒業を目指し勉強を楽しんでください。

自分は、大学の学習がないこの一年を無駄にしないように、いろいろやっていきたいです。

ブログのことでいえば、まずレポートの書き方の記事をもっと充実させようと思っています。
今回は1ヶ月くらいかけて、ゼロからじっくりといいものをつくっていきたいと思います。

それと同時に今まで書いた記事をリライトしていく予定です。
せっかくたくさん読んでいただけるようになった記事も、今読むとおかしな部分が多いです。
また、読んで役に立てばと思っています。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後もよろしくお願いします。