ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

慶應通信における学習計画の立て方(まとめ編)

こんにちは。

4月の科目試験が終わり、新しいテキストなども届き、本当の意味での慶應通信の新年度が始まりましたね。みなさんも新しい気持ちで勉強に取り組んでいるのではないでしょうか。

以前にこのブログで学習計画の立て方についての記事を書きました。最近記事を見てみると、学習計画のまとめページをつくったつもりだったのですが、その記事が存在しませんでした。今回はバラバラに書いていた前の記事を少し書き直してまとめてみました。

計画の立て方なんか、人それぞれで、ペースもやり方も目的も違うので一般化したことを書きにくかったのですが、一つの方法として参考にしてもらえれば幸いです。

この学習計画のまとめの記事では、誰が見ても参考になるように書いているつもりですが、基本的に「春入学、普通課程、地方在住、社会人、最短卒業」という条件を例にして書いています。

 

 

学習計画の立て方イメージ図 

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第1章 卒業までの全体計画

卒業までの全体計画の流れは、卒業までの目標年数を決める→テキストとスクーリングの取得単位数の割合を考える→履修する科目を選ぶ→各年の取得単位数を予定していくといった感じです。

 

慶應通信では、基本的にどの科目をいつ履修して、1年間に何単位取るかは自由です。最長12年在籍できるので、その期間内に好きなペースで必要単位を取れば卒業できます。

 

ただし、テキストが配布される年度が科目によって決まっているので、配本されていない科目の単位を取得することはできないといった制限はあります。また、必修科目や、取得する順序が決まっている科目など、さまざまな要件も存在します。詳しい内容は、入学後に配られる学習についての手引である「塾生ガイド」で確認してください。

 

普通課程の場合には、卒業のために124単位必要です。その内、8単位は卒業論文になります。残りの116単位は、テキストによる学習とスクーリングによって充足する必要があります。学習計画を立てる際には、この116単位をどのように割り振りするか考えることがメインになります。

 

①卒業までの目標年数を決める

・卒業までの年数

はじめに何年で卒業するかを考えてみて下さい。できれば、具体的に「5年で卒業する」といった目標を決めましょう。その際、自分の環境や目的などを考慮に入れてください。

 

自分は地方在住だったので、卒業までの年数に関してスクーリングがネックとなりました。仕事のことなどを考えると、年間で夏期スクーリングを1週間受講できるのが限度でした。したがって、スクーリングを基準にして全体の計画を考えました。また、できるだけ短い期間で卒業したいと思っていたので可能な限り多くの単位を一年で取る計画を立てていきました。

 

・スクーリングの単位

卒業するためにはスクーリングによって最低30単位が必要です。Eスクーリングによって10単位を振り替えることができるので、実際に通学するスクーリングでは少なくとも20単位を取得する必要があります。

 

地方の人にとって、通学するスクーリングの中心となるのは夏期スクーリングです。夏期スクーリングでは1週間で取得できる単位が最大で4単位です。20単位を充足するためには少なくとも5年が必要です。最短で卒業したかったので、5年の卒業を目標にしました。

 

・通信授業、卒業論文の単位

スクーリング以外の学習計画を立てます。スクーリング以外の学習は、通信授業と卒業論文になります。この2つの学習に関する全体計画の中で問題になるのは「何年目に卒業論文の作成を始めるのか」と「テキスト学習と卒業論文を並行してやるのか」という点です。

 

自分の場合は、テキスト学習を4年間で終わらせることを目標にしました。卒業論文は4年目の時点で作成を開始して、最終年度を卒業論文に集中しようと考えました。

 

通信制大学なので自分のペースで適当に学習を進めるというのもありですが、一応の目安を持って大まかな計画を立てる方がいいと思います。特に卒業論文に関しては指導登録の期間も決まっているし、年に2回しかない指導を最低でも3回は受けなければなりません。ある程度の目処を持っている方がいいと思います。

 

   【卒業までの全体計画の目標】

・5年で卒業する

・4年目までにテキスト科目の単位をすべてとる

・5年目は、卒業論文に集中して取り組む

 

②通信授業(テキスト学習)の単位

慶應通信を卒業するためには、卒業論文を除くと116単位が必要です。116単位から面接授業で最低必要な30単位を引くと、残りが86単位になります。86単位をテキスト学習で取得するとして全体の計画を立ててみます。

 

86単位を4年で充足すると考えた場合、1年間で必要になるのは平均21.5単位です。総合教育科目には4単位の科目もありますが、多くの科目が1科目2単位なので、年間21.5単位以上を取るには、ざっくりと考えて10科目を履修する必要があります。

 

1年間に履修する科目数が決まれば、次に履修科目の候補を挙げていきます。科目を選択する要素として、次のようなことが例として考えられます。

 

・好きな分野、興味がある内容

・必修科目

・単位取得が容易(試験やレポートの基準が易しい、自分が詳しい分野)

・卒業論文や仕事に役立ちそう

・取得できる単位数が多い(総合科目には1科目4単位も結構あります)

 

この選択に関しては人それぞれの基準があると思いますが、自分は、好きな科目を選択することを一番オススメします。独学ということもあり、興味が無い科目であれば、勉強するのが辛くなってきます。大人になって好きで学校に行っているのだから、どうせだったら興味関心を第一に考えた方がいいですよね。

 

どの科目が、どんな内容か知るためには、3つの方法があります。まず、テキストが配られている科目については、それをパラパラと読んでみてください。次に、テキスト科目履修要領で各科目の内容や使用する参考文献、関連科目などを確認してください。また、レポートの課題も同時に配られるので、課題の内容なども選択する材料にしたらいいと思います。

テキスト、科目履修要領、レポート課題の3つを参考にして選択科目を決めていきましょう。

 

履修科目は学習を進めていく中で変えても大丈夫です。とりあえず現時点で履修しようと考えている科目を、必要な単位数だけ選んでみましょう。

 

選んだ科目は、必要な条件や年間取得予定の単位数などを考えて1年間の計画を立てる時に履修する順序を決めていきます。

 

慶應通信の単位取得には、さまざまな条件があります。例えば、総合教育科目で何単位以上、自分の専攻から何単位、全学部共通の必修科目などです。

 

条件に合っていなければ、取得しても卒業要件に使えない単位もあるので、学習ガイドをよく読んで履修計画を立てましょう。

 

 

③スクーリングの単位

スクーリングの計画では、必要な単位をどの年度に、どのタイプのスクーリングで取得するかということを考えていきます。

 

スクーリングには夏期、夜間、週末、地方、Eスクーリングなどいくつかの種類が存在します。それらを使い分けて必要な単位を揃えていきます。

 

30単位を取得する計画を考えてみます。まず、卒業の目標年数から1年間に取得が必要な単位数を計算します。5年で卒業と仮定すると、年間に必要なスクーリングの単位数は平均6単位になります。

 

次に、どのスクーリングでどれだけ単位を取るのかを考えます。夏期スクーリングに1週間参加した場合、最大で4単位取れます。それでは、目標の6単位に2単位足りないので、他の方法で補う必要があります。

 

ここで利用したいのが、家のPCや外出先でのスマホなどによってウェブ上で履修できるEスクーリングです。Eスクーリングでは、最大10単位を卒業要件の単位として取得することができます。Eスクーリングは通学が難しい学生にとっては便利な制度ですが、応募者多数の場合は抽選になるので注意が必要です。

 

地方在住の人がスクーリングで単位を取る方法には、地方スクーリングもあります。地方スクーリングには、土日にまとめて行われる週末スクーリングと、平日夜間に実施される夜間スクーリングがあります。こちらも抽選で、さらに開講科目が限定されていますが、大阪のグランフロント内にある慶應のキャンパスで行われるので関西圏の方などにはオススメです。

 

スクーリングの計画に関しては、以下の2点の理由から、少し余裕を持って考える方がいいと思います。1点目は、抽選の科目もあるので、履修できるかどうか不確かであるという点です。2点目は、ほとんどの科目で最終日に試験がある点です。試験の成績によってが、全て出席しても、単位を落とすことがあります。

 

そのような点も考慮に入れて、余裕を持った計画を立てる必要があります。また、スクーリングに関しては、どのような科目が開講されるか、4月の時点では分からないので注意してください。

 

以上のようなことを考えて、全体計画として、どの年度に何単位取るくらいの大まかな予定を立てましょう。

  

(全体計画の例)

・2018年度予定

テキスト24単位、スクーリング6単位 合計30単位

・2019年度予定

テキスト26単位、スクーリング8単位 合計34単位

・2020年度予定

テキスト20単位、スクーリング8単位 合計28単位

・2021年度予定

テキスト16単位、スクーリング8単位 合計24単位

 

第2章 1年間の学習計画 

1年間の学習計画では、テキスト学習の計画が中心になります。年に4回ある科目試験においてどの科目を受けるのか決めて、学習計画を立てていきます。スクーリングに関しては年度始めには詳細を知らされていないので、大まかな年間計画になります。

 

スクーリングの年間計画

4月の段階ではスクーリングの計画については、大まかなことしか決めることができません。年度はじめには、どのスクーリングで、どのような科目が開講されるか具体的に決まっていません。

 

詳細が発表されるまではとりあえず「夏期スクーリングで何単位、Eスクーリングで何単位取得する」といった大まかな予定を決めましょう。総合教育科目や語学、専門科目などの分類くらいはしている方がいいと思います。各スクーリングの詳細が発表されてから、具体的な予定を立てるようにしましょう。

 

②通信授業(テキスト)の年間計画

テキストを使う通信授業には、レポート学習と科目試験があります。テキスト学習で単位を取るには、いくつかのステップがあります。

 

まずレポートを提出することで、科目試験を受ける権利を得ることができます。その後試験を受けて、科目試験に合格して、なおかつ、レポートも合格しているとその科目の単位が認定されます。合格する順番の前後はどちらでも大丈夫です。

 

科目試験は年4回(1、4、7、10月)あります。1回の科目試験では最大6科目を受験することができます。その範囲内で、各回に、どの科目を受けるのか計画を立てる必要があります。

 

1年で22単位取る計画を例にして説明していきます。年間22単位以上を取るには、1回の科目試験で平均5.5単位が必要です。総合科目などには4単位の科目もありますが、基本的に1科目2単位なので、1回の科目試験で3科目を目安にして受験しなければなりません。

学習を進め単位数に余裕が出てきたら、受験する科目を増減させて調整していきましょう。

 

学生の中には、1回で最大となる6科目を受験する人もいます。そのような受験方法を取る人の中には、試験で出題範囲のヤマをはる人も多いです。もしヤマが外れれば不合格でも仕方がないと考えるスタンスです。

 

6科目受験は試験勉強どころか、受けるだけでも大変そうで無理だなあって思います。自分は、3科目を1回で確実に合格するという考え方で学習計画を立てていました。計画通りに進まないとストレスが溜まってくるので、確実に合格できる範囲の予定を立ててきました。

 

問題予想するのが得意な人、要領よく勉強できる人、予定が狂っても動じない人などは6科目受験の計画を立てるのもありだとは思います。

 

通信授業の各科目は、6つの群(A〜F)に分かれています。各群からは1回の科目試験で1科目しか受験できません。各回最大6科目というのは、この群が存在するからです。学習計画を立てる際には、各試験において、履修する科目群が被らないようにすることを考えなければなりません。

 

科目試験の計画を立てる具体的な手順は、1回の受験で何科目受けるか決める→各回に受ける科目を考えていくといった流れになると思います。

 

受験する科目を選択するポイントを3つあげたいと思います。

 

【ポイント①】

類似した科目はできるだけ、近接して履修する

同じ分野、似ている内容の科目、スクーリングと内容が重なる科目はできるだけ、同じ回や連続した回に履修するような予定を立てます。

 

理由は効率的に勉強ができるからです。基本的に各科目は、内容が重複しないようにつくられています。しかし「西洋史概説1と西洋史概説2」や「心理学と教育心理学」など、同時にやると学習が体系的になる科目や内容が少し重複する科目もあります。

 

スクーリングに関しては、テキスト科目とほぼ同じ内容のようなことがあります。そのような科目間では参考文献が同じこともあるので、文献を集める手間が少なくなるというメリットもあります。似通った科目は出来るだけ同じ回、または、連続した回で受験しましょう。

 

 【ポイント②】

持ち込み可の科目を利用する

持ち込み可とは科目試験において、テキストや参考文献などを見ながら解答できる科目のことをいいます。過去問などから試験問題を予想して、解答例を作り、試験中に見ながら解答することもできます。したがって、一般的には試験勉強が容易になると考えられています。自分は持ち込み可が苦手でしたが、持ち込み可の科目を1科目でも予定に入れておくと試験勉強が楽になると思います。

 【ポイント③】

不合格になった場合のことを考えて予定を組む

科目試験が不合格になった場合には、次回以降にもう一度受験しなければなりません。もし同じ群の科目を、次の履修計画に入れていた場合、次回の科目試験ではどちらかを諦めなければいけません。

 

例えば、A群の生物学を4月に受けて、不合格になった場合、7月に受けようと考えていたA群の科目か生物学を諦めることになります。計画上どうしても連続になることはあるかもしれないですが、仮に4月にABC群から試験を受けたら、7月はDEF群から試験を受けるといった重複を避ける計画を立てる方が予定が崩れにくくなります。

 

このような要素を考慮に入れて年間計画を立て、各回の科目試験が終われば予定を見直していきましょう。1回3科目であれば、途中で計画を変更することは可能だと思います。

 

スクーリングの履修が決まればその内容に合わせて履修計画の順序を変えるなど、随時計画を見直して行くことが必要です。下のような計画表をつくってみて、予定を逐一確認、変更して1年間の学習を進めていってください。 

 

1年間の学習計画

【テキスト科目】

・4月

A群 生物学(4単位)

C群 数学(2単位)

D群 統計学(4単位)
・7月

B群 心理学2(2単位)

E群 心理学1(2単位)

F群 社会心理学(2単位)

・10月

C群 日本史概説Ⅰ(2単位)

D群 哲学(4単位)

・1月

A群西洋史概説Ⅱ(2単位)

B群 西洋史概説Ⅰ(2単位)

F群 教育思想史(4単位)

【夏期スクーリング】

科目未定(2単位)

科目未定(2単位)

【Eスクーリング】

科目未定(2単位)

【年間合計】

テキスト 26単位 スクーリング 6単位

 

 

第3章 各科目試験(3か月間)の学習計画

各科目試験の学習計画の流れは、受験する科目数を決める→新規レポート作成期間をつくる→科目試験対策に当てる期間を決める→余った期間にすることを考えるといった感じです。

 

科目試験は年4回(4、7、10、1月)おこなわれます。各科目試験までの期間はおおよそ3か月間です。通信授業で単位を取得していく場合は、3か月スパンで計画を立てることになります。

 

テキスト学習である通信授業で単位を取るには、科目試験とレポート課題の両方に合格する必要があります。通信授業ではレポートを提出してはじめて試験を受ける権利を与えられます。そのため3か月の予定を立てる場合には、はじめにレポートを提出して、その後に試験対策の勉強をするという流れでの計画を考えます。

 

3か月間の計画は、3つに期間の分けて予定を立てていきます。1日何時間勉強するかという問題もありますが、ここでは日数を基準にして計画を作っていきます。3つの期間とは次のような感じです。

 

 【3つの期間】

・第1期(科目試験60-90日前) 

新規レポート作成

・第2期(科目試験30-60日前)

再レポート、卒業論文作成など

・第3期(科目試験 0-30日前) 

科目試験対策

新規レポート作成期間と、科目試験対策の期間と、余った期間といった形です。受験する科目数によってそれぞれの期間の長さは変わります。科目数が多ければ、第1期と第3期が増え、第2期が短くなります。

 

3か月間における学習の流れは、新規レポートを作成して、次に余裕があれば再レポートや卒業論文の作成に時間を使い、試験が近づくと科目試験対策の勉強を始めるという形が基本になると思います。学習計画を立てる場合には、次の科目試験で何科目受験するかによって、新規レポートと科目試験対策にどれ位の時間を費やすか決めます。その後3か月の計画を立てていきます。ここでは、3科目受験することを想定して説明していきます。

 

・第1期の計画

はじめに、第1期にあたる新規レポート作成の計画を立てます。科目試験が終われば、次の試験に向けた新規レポートの作成をはじめます。

 

慣れてくれば分かると思いますが、まずは自分が1本のレポート作成に何日くらいかかるのかを把握しましょう。その日数をもとにレポート作成に費やす期間を考えます。自分の場合は、新規レポートだと10日くらいはかかっていました。3科目受験の場合には、30日をレポート作成の計画に入れました。

 

新規レポートの計画を立てる上で注意点が1つあります。レポート提出には、次の科目試験を受けるためにはいつまでにレポートを提出しなければならないという「締切日」が各試験ごとに設定されています。締切日は、試験の40-50日前くらいです。締切日までに新規レポートを提出しなければ、次の試験で当該科目を受けることはできません。計画を立てる際には注意が必要です。

 

・第3期の計画

次に、第3期の科目試験対策に必要な期間を計算します。科目試験対策の計画は、まず1科目に当てる日数を決めて、受験する科目数によって必要日数を計算します。例えば、1科目に当てる期間を10日とします。3科目受験の場合は30日必要と考え、科目試験の30日前から対策をはじめるという感じです。

 

自分は追い込みが苦手なので1科目10日にしていますが、1週間位でも大丈夫と思います。

 

 ・第2期の計画

最後に、第2期に当たる期間の予定を考えますレポート作成と科目試験対策以外の余った時間をどう過ごすのか考えます。

試験対策30日、新規レポート作成30日と計画すると、残りは約30日になります。この期間は、再レポートや卒業論文の作成に費やします。もし、そのような学習がなければ、早めの試験対策やレポート貯金(次回の新規レポート作成を先にする)をしてもいいと思います。新規レポート作成が遅れている場合には、この期間で取り返すことができると思います。

 

3か月の間に、このような余裕の期間を入れておくことも計画を立てる上で重要だと思います。

 

・応用編

学習に慣れてきた場合の応用を一つ紹介します。再レポート作成と新規レポート作成の順番を逆にする方法です。

 

科目試験終了直後は、その科目に関して知識が一番定着している時です。したがって、そのような時期に、当該科目の再レポートをつくると効率がいいと考えられます。慶應通信のレポートは、課題の部分だけの理解では合格する内容が書けないものが多いです。テキスト内容全体を理解している科目試験直後が、再レポートを作るのに適していると言えます。

 

自分がレポート作成にどれくらいの時間がかかるか把握できていれば、計画の順番をアレンジすることも可能になってきます。計画を調整することができるようになってきたら、応用としていろいろ自分で試してみてください。

 

第4章 レポート作成の計画

レポート作成の計画を立てる時には4つのプロセスに分けて考えます。

 

①参考文献集め

②テキスト、参考文献を読む

③下書き

④推敲、清書

 

はじめに、レポート作成を何日かけておこなうか考えます。1日に取れる時間や作成ペースは人によって違うと思うのですが、ここでは1日4時間で10日間でレポートを完成させると考えます。

 

次に、どのプロセスにどの程度日数を当てるかを考えます。文献読み込みや実際に執筆することにどの程度の時間をかけるか割り振りします。例えば、10日レポート作成に使うとした場合、最初の5日間はテキストと文献の読込、次の3日間は下書き、残り2日間で推敲、清書という感じになります。

 

【レポート作成計画での注意点】

・文献集めに関する手間

参考文献集めはテキストを読む間に並行しておこないます。文献集めは、時間、お金、手間が意外にかかります。図書館で借りたり、書店やネットで購入したりすることになりますが、あらかじめ到着までの期間を考えておく必要があります。

 

参考文献等ですが、使う部分は数ページなのに、値段が数千円もするという場合もあります。全ての本を買う余裕があればいいのですが、できれば図書館で借りるなどして用意したいところです。

 

・手書きレポートの清書に関して

レポートの清書に関しては、いくつか注意点があります。多くの科目ではワープロでレポートを作成してもいいのですが、一部のレポートは手書きが必須となります。ボールペンを使い4000文字のレポートを手書きで完成させようと思うとそれなりの時間がかかり、また集中力も必要となります。自分の場合は4000字で5時間くらいかかりました。手書き指定の場合は、清書する時間を余分に取る必要があります

 

また、レポート課題には作成や提出、送付方法にも決まりがあり、それを満たすだけでも結構な手間がかかります。指定用紙に印刷、手書きをして、封筒に宛名を書き、切手を貼って提出するなど細かい作業には労力と時間を取られます。そのようなこともレポート提出までの計画をする上で考慮に入れる必要があります。 

 

具体的なレポートの作成方法は別記事にまとめているのでよければ参考にしてください。

www.ki-ko-ke.com

 

第5章 科目試験対策の計画

科目試験対策は、次の2つの手順を繰り返すことになります。

①テキストの読込

②過去問、テキスト問題練習

 

科目試験対策の計画を立てる場合、はじめに全体で何日試験対策に使うか考えます。その後、①テキスト読込と②過去問、テキスト問題練習それぞれに費やす日数を考えて時間配分していきます。そして、各学習をどのくらいの頻度でおこなうのかを具体的に決めて、科目試験に向けた学習を進めていきます。

 

 ・日数を決める

テキストの読み込みと問題練習にそれぞれ何日使うか考えます。例えば、3科目受験で、30日間を試験対策に費やす場合「テキスト読込に20日分、問題練習に10日分」といったような配分で計画を立てます。

 

 ・時間で考える

次に、自分が1日当たりの勉強時間から全体で使える時間を決めて、そこから1科目に使える時間を計算します。例えば、平均時間を4時間で日数30日にすると、試験対策期間全体で120時間使えます。それをテキスト読込に80時間、問題練習に40時間費やすといった感じで割り振っていきます。

 

さらに時間を受験する科目数によって分配していきます。3科目受験の場合、1科目に平均するとテキストが約27時間、問題練習が約13時間のようになります。

 

回数を決める

どの勉強をどれくらいの頻度で行なうか考えます。自分の読書ペースや問題を解くスピードを考えて、そこから各勉強を繰り返す回数を決めます。例えば、テキストを1回読了するのに4時間かかると、27時間あればテキストは6回読むと計画します。同じように問題練習は1問30分かかるとして、13時間ならば26問できると計画します。

 

 ・期間ごとに予定を立てる

最後に、期間を分割して実際におこなう学習を予定していきます。例えば、4/1〜4/10にテキストを3回読む、4/20-4/30に問題練習を10問するといった計画です。

 

自分の場合は、科目試験対策の期間を3分割していました。はじめの期間には、テキストを読むことを3回くらい先にします。理由は、ある程度の知識の定着がなければ問題練習をしても意味がないからです。ある程度テキストを理解してから、テキスト読みと問題演習を交互に繰り返していきます。

 

ちなみに慶應通信の科目試験は、テキストだけを完璧に理解していれば合格できます。それが大変なことなのですが。

 

【科目試験対策の計画表】

3科目をどのように配分して行くか、次のような表を作って計画してください。

科目A〜C 4/1〜4/30の計画表

  4/1-10 4/11-20  4/21-30
科目A テキスト3回 テキスト2回 過去問1周 テキスト1回 過去問2周
科目B テキスト3回 テキスト2回 過去問1周 テキスト1回 過去問2周
科目C テキスト3回 テキスト2回 過去問1周 テキスト1回 過去問2周

 

・自分のペースを把握する

試験対策をする上で、把握しておいて欲しいことがあります。 それは、自分がテキスト1ページを読むのにどのくらいの時間がかかるか、問題練習にどれくらい時間がかかるかということです。

 

これは他の学習計画を立てる上でも本当に大事なことだと思います。計画を立ててもうまく行かずに辞めてしまう人の多くは、それがわかってないからだと思います。自分のペースが分からずに計画を立てると、学習をいざはじめた時に、予定通りに進まずにモチベーションを落としてしまうことになります。 自分の読書速度などを把握してテキスト1回に何時間くらいかかるのかを計算して、計画を立てましょう。

 

詳しい科目試験の勉強法は別記事があるのでよければ参考にしてください。

www.ki-ko-ke.com

 

学習計画を立てることは慶應通信を早く卒業するためにはとても重要なことです。早く卒業するつもりがなくても絶対に必要です。この記事が、少しでもみなさんの助けになれば嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。