ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

5ステップで完成させるサバイバル式レポート作成術(レポート作成簡易版、慶應通信のレポート評価)

こんにちは。

今回は、サバイバル式レポート作成術の最終回として、前回までに説明したレポートの書き方をもっと簡単にしたバージョンを考えてみました。あと、レポートの評価についても少しだけ最後に書いています。

 

・サバイバル式簡易バージョン

今回記事にする超簡易版レポート作成法は、ざっくり言うと、レポート課題の内容と全く一緒の内容が書いている参考文献を見つけてきて、それを要約して、少しだけ他の文献の文章をつけ足すという方法です。

 

サバイバルで例えると、家をつくる材料を探していると、誰かが使っていた住居跡を運良く見つけて、それに少し手を加えて利用するようなイメージです。

 

具体的な方法は以下のような感じです。

①課題を把握する

②課題内容が書いている本、論文を探す

③主になる文献を要約する

④重要な場所に他文献の文章をつけ足す

⑤注などをつける

 

ベースは前回の記事のレポート作成方法です。

www.ki-ko-ke.com

①は、課題内容をしっかりと理解するということで、⑤は、注、引用・参照、参考文献の表記などの手続き的な要件や、序章・結論といった仕上げの部分です。①、⑤に関しては前回説明した方法と同じなので、詳しくはそれを参考にしてください。

 

②は、少しやることが違います。この方法では、課題内容と同じことが書いている部分に特化して文献を探します。流し読みでいいので、課題のキーワードになる言葉に注意して読みながら使えそうな文献を探してください。

 

③では、②で見つけた文献の中で、課題と同じ内容の場所を要約していきます。何も考えずにその部分(内容によっては前後も)をできるだけ自分の言葉でまとめていってください。

 

④においては、重要そうだと思うところに、他の文献を参考にして文章をつけ足していきます。重要なところが分からない時は、他の文献から何となく使えそうな文章を見つけて、主となる要約文に無理やりつけるという裏の手もあります。1冊の本で基本的にレポートをつくりますが、何冊かの文献を使った感を出すことも必要です。

 

この方法で、最も重要なポイントは課題内容と同じことが書いている参考文献を探すことです。それにつきます。見つけさえすれば、レポート完成に大きく近づきます。

 

本気を出して探したら課題内容と同じことを書いている本や論文がどこかにはあると思います。しかし、文献を探すことに手間や時間がかかり過ぎると反対に簡単バージョンの意味がなくなってしまいます。似たような内容で妥協する場合も必要かもしれません。その場合でもやることは同じです。似た内容の部分を要約して、少し文章をつけ足すことをおこなってください。

 

課題内容が書いているような文献は、その科目のテキストや、先生が紹介している参考文献の中にあることが多いです。レポート課題と同じ内容が本や論文の目次、見出しなどに書いていることもあるし、本文の中で示されていることもあると思います。

 

例えば「明治維新が日本の教育制度に与えた影響について論じなさい」という課題があった場合、ある本の目次に「第2章 明治維新と日本の教育制度」と書いていればその章をまとめていきます。文中に「明治維新は教育制度の面においても近代化を促した。例えば〜」といった記述があれば、その内容を要約していきます。

 

この方法で作成していると、場合によっては、まとめた文章を入れ替えたり、不足している部分があれば他の文献からつけたしたりすることが必要な時もあります。そのため文章を要約する時に、1ページ、1パラグラフごとなどで分けていると後で文章を入れ替える時に便利です。

 

1つ注意が必要なのは、文献をまるごと写すのはダメということです。それはどこの大学でも注意書きとして示されていると思います。いわゆる、コピペ、パクリ禁止ってやつです。

 

でも、コピペとパクリだけでレポートつくるのって意外に難しいと思います。どこかの大学の教授が、学生にコピペ(引用)だけでレポートを完成させるという課題を出したそうです。本や論文の文章だけをつなぎ合わせて一つの問いに答えるというものです。

 

コピペで完成させる方が、課題内容の意味や論理展開などをしっかり把握していないとちぐはぐな文章になってしまうと思います。多分先生もそういう意図で出したのだと思いますが。

 

すいません、話が逸れてしまいました。この方法では、最短でレポート完成に近づくことができると考えられます。しかし、本当はいろんな文献を読んで、自分の頭で内容をミックスして、それをはき出し文章にしてレポートを完成させるのが学習という意味ではいいのかなと思います。しかし、大学で勉強していると、どうしてもレポートが前に進まない、時間がないという時があると思います。そんな場合の奥の手として、この簡易な方法を使ってみてください。

 

・レポートの評価について

慶應通信における評価方法を参考にしながらレポートの評価について説明します。多分どこの大学でも同じような評価基準や方法だと思います。

慶應通信では、完成したレポートに、下の写真のような評価欄を貼り付けて提出します。

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この評価欄の各項目を先生が評価して、コメント欄にレポート作成のアドバイスやレポートに対する感想などが書かれてレポートが返却されます。

 

評価項目は、全8項目あり、内容は以下のようになっています。

・テキストを精読し、内容を十分に理解しているか②

・与えられた課題の趣旨を正しく把握しているか①

・自分なりの論旨が展開できているか④

・参考文献を十分に利用しているか②、③

・参考文献の引用や記載方法が正確であるか⑤

・レポートの文章表現が整っているか⑤

・字数や用紙の使用方法が正確であるか⑤

・誤字・脱字なく正確に記述されているか⑤

 

項目の後ろに書いている①から⑤の数字は、それぞれの項目がレポート作成記事の5ステップ(前回の記事で紹介した基本編)でどこに当たるか書いてみました。

 

この評価欄は、各項目の中で不十分の内容がある場合にだけ、その項目にチェックが入るシステムになっています。

 

慶應通信では、下から4項目のステップ⑤に当たる手続き的な要素についてとても厳しいです。自分の場合にも、入学当初はこの項目が満たされていないための不合格がとても多かったです。反対に2年目くらいからは、この点で不合格になったことはないです。1度しっかりと覚えてしまえば大丈夫ということなので、最初の頃に頑張って手続き的なことは身につけてしまいましょう。

 

上から4番目の「参考文献を十分に利用しているか②、③」は上から5番目と同じように参考文献と書いていますが、手続き的なことではないです。テキスト以外にもしっかりと参考文献を読んで、さまざまな情報に当たりしっかりと勉強した上でレポートを書いているかという点です。この点に関しては、大学から指定されている文献をいくつか利用して、参考文献としてレポートに書いていれば大丈夫と思います。

 

上から1番目、2番目に当たる「テキストを精読し、内容を十分に理解しているか②」「与えられた課題の趣旨を正しく把握しているか①」に関してチェックがついて不合格の場合は、テキストを十分に読んでいないという努力不足や、単純に課題内容を勘違いしてレポートを書いてしまったような場合です。この点に関しては、しっかりと課題を理解して、テキストを読むという当たり前のことをすれば大丈夫だと思います。

 

自分の場合に、最も不合格の要因になったのが「自分なりの論旨が展開できているか④」でした。この項目は、問いに対する自分の意見をしっかりと持ち、それが論理的に説明できているのかということだと思います。この項目は内容の幅が広い気がします。自分の主張がないのか、根拠がうすいのか、説明が論理的ではないのかなど要素が多いので、不合格理由の特定が難しく修正も大変です。そういった点で最も不合格になりやすい項目ともいえます。この項目は、慣れと感覚のところも大きいので、レポートをたくさん書いていくしかないと思います。

 

何が言いたいか分からなくなってきましたが、最後にまとめてみます。評価欄から考えて合格するレポートを書くには、まず注や参考文献表記などの手続き的な部分をマスターしましょう。そして、しっかり課題とテキストの意味を理解して、数冊の参考文献を読んでください。残りの評価項目は、たくさんレポートを書いているうちに慣れてくる部分だと思うので、どんどんレポートをつくって場数を踏んでいきましょう。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。レポートの書き方について3回に分けて書いてきましたが、スマホでみても分かりやすいことを意識して記事をつくりました。常にプレビュー表示にして確認しながらつくってきましたが、難しかったです。完成した後に今更ですが、これはめっちゃ分かりやすいという記事などがあれば教えて欲しいです。

 

次回は、自分の愛読書である『逆説の日本史』シリーズについて書いてみたいと思ってます。慶應通信など、大学で勉強する上でも参考になる考えもあると思いました。また読んでいただけると嬉しいです。